2014年 06月 15日
谷津の学校 その2 |
会員の方は10名位いらっしゃいましたでしょうか。男性が多く女性は4名です。
浅間先生を先頭にずんずん歩いていきます。
何か病気にでもかかったような葉っぱ
ですが、これは
葉の間に子を産みつけて
いるのだそうで、
「触っても大丈夫ですよ」
と言われました。
余り気持ち良くない感じ。
裏返すと黒く膨らんだ粒がありました。それはもう葉を破って抜けだした跡だそうです。
水たまりがあって、
そこに先生は
試験管のようなものを
投げ入れ水を採集。
一寸分りづらいのですが、黒いごみのようなものはプランクトンだそうです。
かなり歩いて終盤近くなったころに、
紙芝居のようなもので説明がされました。
数十万年前から谷津が出来る様すを絵にしていただき説明をされました。
地球がひえたり、温まったりしながら海水の移動でこのような形になったそうです。
20分間フリータイムがあり、この谷津での生物の様子を描いて見て下さいとのこと。
なかなかみつけられないな・・・
浅間先生は生物学者であられ、
多くの著書があります。ボルネオ、キナバル等に赴き、動植物の研究をされています。
「何かを見つけたら、それはどうしてだろう?と、考えるんですよ」
「そして書きとめることで覚えていきます」と。
見ていて面白いだけでは進歩になりませんよね。おっしゃることはよくわかります。
「今の子供はゲームで遊ぶけど私は顕微鏡で遊ぶのが面白かった。
見えない世界が見えてきますから。
それから昔、人間は紫外線が見えていたけど、
夜にも活動していたことから紫外線は関係なくなり見えなくなったのですよ。
黄色いタンポポも紫外線を当てると黒く見えます。
更に先生は
鳥の青さは色素ではなくて色の波長のずれから青く見えるんです。
シャボン玉でもそうですね、
色が反射して青っぽく見えるけどその物が青い訳ではありません。
と、大変興味深いお話をされました。
カラーの勉強をした時に色って吸収するものと反射するものがあって、
例えば赤いリンゴは赤以外の色を吸収して、赤を反射させているということ。
ははーん・・・・こうなってくると、わかりづらいですね。
色の世界は深く、分かりづらい事実に満ち満ちています。
ピントがずれてしまったのですが
私が見つけたのは紅シジミ。
オレンジ色と模様が綺麗で、
ピントが合わないのはどうしてか?
デジカメでもこういうことになってしまう。
鳥は、大体雄が綺麗な色をしているけど蝶はどうなのかしら?
先生に聞きそびれてしまった・・・
(興味を持ったら疑問を解くべく、すぐ調べる・行動するーーー先生の血液型はBですか?)
↑
初対面ですし、立ち入ったことを聞いてはいけません!なので、伺っていませんよーーー
ノルカ・ソルカといった時にノルとなるのは男女を問わずBの人が多いの~~ね?
by rui-studio
| 2014-06-15 21:05
| 日本的なこと、もの