2010年 07月 01日
中国のトイレ事情 |
ポピーが咲き乱れる斜面を下り、道路に出るとトイレがあります。
アップにしたので、全体像が分かりづらいかもしれませんが、弧形に石造りの壁があり、中央に仕切りがあります。左が男性、右が女性になります。
夫々の部屋が道路に向かってあるんですが、入口のドアがありません。
となりとの境があるのみ。入口の表示が壁になっているので、外からは3か所は見えませんが、二か所はこの通り見えるんです。
で、排泄されたものは斜めに下に落ちていくことになります。写真中央の白い部分が空なのね。
空中トイレといったらいいかな。
落ちた先は傾斜のある野原になっているので、乾燥して風化されるということになります。
ここは板でなく、石でつくられているので、さらりとしていて青空トイレのような感覚です。
この画像は村長さんの家のものです。大体がこのような形の便器で、ドアーのほうに向かって
用をたします。
ここで、かなり工夫がみられるのは、水道にホースがつけられ、水洗のように流すことが出来ることです。(写真の左中央に見えるグレーのホース)こういう風に流せるということがスッキリなんですがね。
すべてこういうわけではありません。
何度かこの様なトイレを利用しましたが、ドアがなくて女性群が並んで外に向かっているというのがどうも、抵抗があるんですね。
個室ではないのですから。
「このトイレが許せない!と中国は絶対嫌!」という方も多いと聞いていますが、都市のホテルではこういうことはなく、ヨーロッパ式のバスと一緒の形式になってます。
ほんとに、このトイレを考えると、もう、中国は嫌だわとおもうのですが、しばらくたつと
その嫌悪感はどこへやら、また、行きたいと思う中国の魅力はいったい何なんでしょうね?
一夜あけて、いよいよ山に向かいます。
ビルの前に食べ物など売ったり食べたりするテントがならんでます。
中国では朝食は家で食べる習慣はなく、このように外で食べるそうです。
現地ガイドがライチを買ってごちそうしてくれました。
さわやかなおいしさ~
ライチ、竜眼、マンゴスチン似ているお味です。
初めてバスを降りたところは宝興県(ほうこうけん)
ここはフランスの宣教師がパンダの毛皮を自国に持ち帰ったことにより、パンダブームが始まりました。中国の人たちもそんなに珍しい動物だとは思っていなかったようです。
チベット人が住む山に向かい、昼食です。左に見えるパンの様なものがとてもおいしかった。大麦が材料だそうです。
ここが3泊した四姑娘山荘に到着。
山荘というので、小さなイメージを持ちましたが、立派なホテルでした。
ここから花ハイキングが始まります。
by rui-studio
| 2010-07-01 22:36
| 海外