2010年 01月 18日
カンボジアレポート ファイナル編 |
この寺院の写真をご覧になったことはあるでしょう?木が遺跡を絞めつけている!
どうもこの木たちは鳥のフンから生まれてきたようですが、どこまで触手が伸びるかですね。こうなったら
木を切ったら遺跡が崩れてしまう。
遺跡の帰り道でみつけましたが、カンボジアのアリ塚もはんぱじゃなく大きい。
ところどころ盛りあがっているのがアリ塚です。
孤児院でトイレを借りたのですが、影絵用の象を漉いた皮に描いている少年がいました。
そしてその先には手織りをやっている少女たちがにこにこ笑ってこちらをみています。
”やってごらんなさい”と手招きされたので、ちょっとだけやらせていただきました。
踏み足は竹でできており素足でそれを交互にうごかしながら織っていきます。
年中暑いので、素足で大丈夫。
みなさんとても良い顔をしてます。こういう手作業っていうのはやはり、女性に向いているんですね。頑張ってくださいね~
帰国のフライトは夜12時発だったので、最後の日はよる10時頃まで、観光がありました。
森本さんの研究所の後にはマッサージも組み込まれて、大きな部屋を左右、男女にわかれ1時間もんでもらいました。
そして夕飯の後はナイトバザールにいったのですが、ここにもフットマッサージというのがあって、お湯に足をつけるだけかと思いきや、
子供用のプールのようなところに足を入れると、魚がよってきて、皮膚にくいつくんです。写真でわかりますでしょうか。おもしろいマッサージがあるもんだ。
こちらの方はパスしましたが、これでカンボジアのシェムリアップの空港を後にしました。
こうして正味3日間の短い旅でしたが、中身が濃くて眠っている神経を刺激された日々でした。
写真は撮りませんでしたがポルポトなど内戦の状況を示した写真が展示してあったり、それは残虐なことをしていましたね。戦死した人の白骨の頭蓋骨や手足の骨をすけたガラスの塔のなかに折り重なって見えていました。内戦が終わったのが13年前ということですから
ほんの最近まで、悲惨な状況であったわけです。
でも人々の笑顔がやさしかった。
他の国で見る鋭い眼差しには全く出会いませんでした。
遺跡の修復までてが届かないといわれる貧しい国ですが、この微笑みにやすらぎをいただきました。
いつまでも人々のやさしい笑みが続くことを願わずにいられません。
また、この微笑みに出会えますように。
by rui-studio
| 2010-01-18 18:00
| 海外